放射線取扱者の登録・変更の手続き等について
2024年4月に理学部一般に向けて配信したメイルを以下に掲載します。
放射線管理に係る各研究室等責任者 殿
放射線取扱者の管理については、平素からご配慮頂いていますが、年度初めにあたり、放射線取扱者の登録・変更の手続き等について下記の通りお知らせします。
「放射線取扱者登録管理システム:UTRadMS」が運用されており、新たに放射線取扱者になる人も含め、各個人がweb上で手続きをする必要があります。研究室等のメンバーにもこの通知を転送してくださるようお願いします。
なお、この通知の内容は、以下の理学部放射線管理室のサイトにも記載します。
ウェブサイトは全面的にリニューアルしております。
https://ri.adm.s.u-tokyo.ac.jp
記
1.「放射線取扱者登録管理システム:UTRadMS」
「放射線取扱者登録管理システム:UTRadMS」(以下、システムと略)が運用されています。これは、放射線取扱者の登録申請、登録内容の変更申請、全学講習会の受講や新規健康診断の申込み手続きをweb上で一本化し、取扱者個人がオンラインで手続きを行うものです。
システムの利用には東京大学の共通IDが必要で、放射線取扱者個々人がシステムにアクセスして手続きを行うことになります。詳しいことは、理学部放射線管理室のサイトにまとめて記載していますので、一読ください。
https://ri.adm.s.u-tokyo.ac.jp
2.放射線取扱者の登録申請・変更、認可、中止等の手続き
★ 新たに放射線取扱を開始する人のための手続き
1. 研究室担当者の了解を得る。
2. システムで登録申請を行う。承認されるとメイル通知が届く。
3. 全学一括講習会を受講、新規放射線取扱者健康診断を受診、理学部講習会を受講(登録承認されていない人の受講は無効になることがあります)。
4. 受講と受診が完了したら、研究室担当者に連絡。
5. 研究室担当者が放射線管理室に認可申請を提出。
詳しくは、理学部放射線管理室のサイトを必ず参照してください。
https://ri.adm.s.u-tokyo.ac.jp
★ 継続して放射線取扱をする人の手続き
変更等がない場合は、手続きは不要です。ただし、年度毎の理学部講習会の受講、および年度に2回の放射線取扱者定期健診(問診)が義務付けられています。
放射線取扱者の身分、取扱内容等に変更がある方は、各自がシステムにログインし、登録内容の変更手続きをしてください。
★ 研究室担当者が行うべきこと(システム外の手続き)
○ 新規の方の認可申請は研究室担当者が行います。新規取扱者本人によるシステムでの登録申請の後、新規放射線取扱者健康診断の受診、全学一括講習会の受講(または認定)、理学部講習会の受講が完了したら、研究室担当者は「放射線取扱者認可申請書」(docxファイル)を忘れず提出してください。認可されるまでは、学内外の共同利用施設、エックス線装置等の利用はできません。
○ 卒業、異動等で本研究科・本学部の放射線取扱者としての放射線取扱いを中止する者がいる場合、研究室担当者は「放射線取扱者中止届」(docxファイル)を提出してください。
#「放射線取扱認可申請書」「放射線取扱者中止届」は理学部放射線管理室のサイトの
手続き→各種届出より入手できます。
3.教育訓練の認定(全学一括講習会の免除)
次に該当する人は、取扱前の教育訓練の認定により、全学一括講習会が免除されます。
○他の大学等の機関において放射線業務を行っていた人
放射線業務従事者証明書(被ばく線量、教育訓練等の記載が必要)を提出してください。
○本学において認定対象講義・実習を受け、認定を受けた人
本学部では、物理学科と化学科で認定対象講義・実習が実施されています。(また、生物化学科では平成31年度まで、生物学科では平成20年度まで認定対象講義・実習が実施されていました)認定を受けた人の名簿は放射線管理室にありますので、確認できます。
○放射線取扱主任者の免状等を取得した人
免状等の写しを提出してください。
4.全学新規放射線取扱者講習会(全学一括講習会)
○全学一括講習会は e-Learning による講習です。
○全学一括講習会には日本語版と英語版があり、いずれもシステム上で手続きし、受講することになります。
○ただし、全学一括講習会はシステム上で登録申請が承認済みでないと受講申請ができません。
5.理学部放射線取扱者講習会
理学部放射線管理室が実施する一般講習会については、以下の日程を予定しています。理学部放射線管理室のサイトにも掲載します。受講に当たっての注意事項をよく読んで参加するようにしてください。
https://ri.adm.s.u-tokyo.ac.jp
<理学部一般講習会(Zoom開催)>
日本語講習の対象:新規取扱者、再登録の方(日本語がじゅうぶんに理解できる方)
英語講習の対象:外国人全員(新規取扱者、再登録、継続の方)
English Course : All foreigners including New registrants, Re-registrants, Continuing users.
・第1回(日本語) 4月19日(金) 15:00~16:30 Zoom 開催
・2nd Session (in English) Wednesday 24th April, 15:00–16:30 via Zoom
・第3回(日本語) 5月22日(水) 15:30~17:00 Zoom 開催
*その次の講習会(新規および継続)は6月下旬を予定しています。
日本語がじゅうぶんに理解できない方は英語講習を受講する必要があります。予定の合わない方は個別にご相談ください。また研究室等・管理区域・エックス線装置等の責任者・担当者をされる先生方は、必ず日本語の講習会を受講して下さい。
理学部3号館においては独自に講習会が実施されています。都合が合わない場合は、一般講習会を受講しても構いません。理学部3号館の取扱者で、X線も利用する方は、理学部一般講習会の方を受講してください。
6.新規放射線取扱者健康診断
○今年度に開催予定の放射線取扱者健康診断の実施日時及び場所については、保健センターのwebサイトに掲載されています。
https://www.hc.u-tokyo.ac.jp →「健康診断について」→「放射線取扱者(RI)健康診断」
○放射線取扱者健康診断も、各自がシステムにログインして手続きします。
○受診の3日前までに予約が必要です。システムでの問診受診後にシステムから届くメイルで確認してください。予約サイトの認証コードは、システムから届くメイルに記載があります。
○学内の他部局から移ってきた人や再度認可を希望する人については、新規放射線取扱者健康診断の受診が必要となる場合があります。個々のケースで対応が異なりますので、理学部放射線管理室にお問い合わせください。
7.ルミネスバッジ(個人線量計バッジ)の回収、提出
本学部では、毎月、配付したルミネスバッジはすべて回収し、長瀬ランダウア社に引き渡しています。学内外の共同利用施設において放射線業務を行う本学部の放射線取扱者は、本学部で被ばく管理を行うことが共同利用の条件になっています。4月初めのバッジ交換に際しては、これまでの未提出分を含めて回収し、事務部経理チーム(調達業務担当)に返却するよう、お願いします。
なお、「X-AB」のみの放射線取扱者には、バッジは支給されません。
8.理化学研究所・播磨事業所(SPring-8, SACLA)の「放射線作業者登録申請書」について
2022年から、ペーパーレス化によりweb上での申請が可能です。
申請にあたり、登録に必要なメールアドレス等は以下の通りです。
(1) 所属長、所属機関代表者、放射線取扱主任者の3者から承諾を受ける手続きが必要です。
(2) 所属長と所属機関代表者は、共に現在の理学系研究科長です。
(3) 所属長および所属機関代表者のメールアドレスは、いずれも環境安全管理室のアドレス 「kankyo.s[at]gs.mail.u-tokyo.ac.jp」 です。
(4) 放射線取扱主任者は放射線管理室長で、メールアドレスは理学部放射線管理室のアドレス 「ri-s-group[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp」 です。([at]を@に置き替えて使用してください)
*理学部放射線管理室のサイトに掲載しております。
https://ri.adm.s.u-tokyo.ac.jp
連絡・問い合わせ先:理学部放射線管理室 担当:兵庫
(理学部1号館東棟地下2階B283号室)
放射線管理室メイルアドレス:ri-s-group[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp(更新をお願いします)
([at]を@に置き替えて使用してください)